旅行記一覧

「私の能登物語 My Story in 能登」あなただけのとっておきの能登ストーリー。ご応募いただいた皆様の旅行記をご紹介しています。

2012年の旅行記 1ページ2ページ

2012年11月02日

再訪~2度目の能登半島

今年の夏、昨年に引き続き、夏の能登を訪れた。一年前の感動が忘れられず、ほぼ同じところを巡ったが、 昨年同様、本当に素晴らしい旅となった。
初日、今回も金沢からレンタカーで出発。発車した瞬間から雨が降りだした。実は天気予報では向こう1週間、 大雨、強風、雷、高波等、あらゆる警報が出ていた今回の旅。不安だらけのスタートとなった。
雨から逃げるように、まずは穴水へ。能登大仏に旅の安全の祈願をし、特に天候の部分は念入りにお願い しておく。駅周辺を散策した後、輪島へ。一度しか訪れてないのだが、ただいま!と言いたくなる懐かしい気 持ちになる。キリコ会館や輪島塗のお店で輪島の知識を深め、やはり食も深めないとねと、去年夫婦ふたり で大絶賛した居酒屋へ。今回も、魚介類と地酒を大いに堪能した。無愛想な店主に、昨年も来た旨を話すと、 ちょっと微笑んでくれたのが嬉しかった。

翌朝の輪島の朝市は快晴で、おばちゃんたちの威勢のいい声が響き渡っていた。昨夜いろんなものをお腹に 入れたにも関わらず、たくさんの品揃えと街の風情とでまた食欲が湧いてくる。でも、今回は珠洲で塩ラーメン を食べるつもりでいたので泣く泣く我慢した。そんなわけで、未練を美しい海岸線のドライブでごまかしつつ、 珠洲岬に向かった。岬の展望台から見る地平線に感激し、地図を眺めては、今、こんなすごい場所にいるんだ! と感無量。昨年同様、自慢メールを思い付く人に送りまくった。透明度抜群の海が太陽に照らされキラキラと 輝く光景は絵画のようで、いつまでも見続けていた。その後、あっさり味の塩ラーメン、珠洲ブランドのコーヒー も楽しみ、ヤセの断崖や巌門など、 THE・能登半島と言えるスポットももちろん再訪。何度見てもあの迫力は飽きることなく、自然の作り上げた絶景 に改めて感心させられた。夜は七尾のスーパーでお寿司やお惣菜等を買い込んでホテルで食べたのだが、 スーパーのご飯すらクオリティが高く、最後の最後まで能登半島の底力を見せつけられた。

帰り道に気付いたのだが、出発前は警報だらけの天気予報だったが、思えば晴れに恵まれた。移動の途中に 雷雨に見舞われても、目的地に着くと奇跡的に晴れた。これは能登大仏に念入りにお願いしたからに違いない。 ありがとう!能登の大仏様!!

今まで以上に能登半島の魅力にハマった私達は、季節を変えてまた行く計画を立てている。冬は魚介類も更に 美味しいだろうし、日本海の荒々しい波を見てみたいとも思う。厳しい寒さの中でもたくましく朝市で働くおばちゃん たちにも会いたい。あのお気に入りの居酒屋は、吹雪の中でも常連さんたちが集うだろう。私達も混ぜてもらって、 熱燗でも酌み交わしてみたいと思っている。

埼玉県 ペンネーム smileswan様

【事務局評】
次は冬の能登旅行ですね!カニ、カキ、ブリ、冬の魚介類は美味しいですよ♪
温泉も忘れずに!!

2012年08月13日

29年目の夏休み

今年も29年目の能登半島の旅に、8月1,2,3日と夫婦で木の浦、 川浦でお世話になってきました。
やはり今年も、初日は川浦で夫婦で座り込み子供達と、キャンプして楽しんだ思い出話で半日が終わっちゃいました。
後は、何時もの要に木の浦で、ユックリした時間過ごさせていただきました。
今年は能登島2回 木の浦、川浦は5月の連休と 今年4回目の能登です。
能登に旅される方々は いろんな所で観光されると思いますが、自分達夫婦は車で6時間脇目も触れず木の浦、川浦に一直線。
それだけ我が家の思い出のある場所なんです。
かやまさんの お父さん、お母さんにおせわになり今年も思い出に残る能登半島の旅夫婦で楽しんできました。
昨夜は送って戴いたサザエを食べ娘夫婦と夜遅くまで能登の話しで盛り上がりました。
昔のように子供たちと能登の夏休みを。今度は子供達夫婦と能登の夏休みの旅、楽しみにして 29年目の夏休みも終わりました。

岐阜県  ペンネーム syuu様

【事務局評】
能登にどっぷりとはまっていらっしゃるようですね。
29年目の能登半島、そして今年4回目の能登半島とは驚きです(^^)/
もう次の旅行計画をたてているのでは・・・!? 楽しみですね(*^_^*)  

2012年08月01日

能登半島たい焼き説

「びっくり能登半島2日間」という名称の名古屋からのバスツアーに、妻と参加した。能登は初めてである。天気は曇。台風4号の余波で、千里浜なぎさドライブウェイの走行、能登金剛遊覧船のオプショナルツアーは中止となった。でも、台風や雨に邪魔されることなく、旅行できるだけで満足だった。
志賀の郷温泉にあるホテルで1泊し、2日目に輪島へ。魚や干物、民芸品など朝市の露店が連なっていた。ここに限らず、あまり買い物に関心のない私は、露店を一巡すると、時間を持て余してしまった。その時、目の前にあったのが「イナチュウ美術館」。
朝市通りの露店に並んで、忽然と建つ洋風建物は異様な感じがした。玄関付近に飲み物付きで850円の案内がある。丁度コーヒーを飲みたいと思っていた私は、もの珍しさにも誘われ、入ることに。妻は朝市を選び、15分後に再会することにして別れた。
こわごわ入館すると、ヨーロッパ王朝の大きな肖像画や宗教画、調度品や家具が、所狭しと並んでいた。どれが本物で、どれもニセモノかわからない怪しげな雰囲気。が、この雑然としたいかがわしさに、すぐに愛着を覚えた。外には多くの買い物客でにぎわっているのに、客は私だけ。なんだか愉快になった私は、係の女性に話かけていた。「添乗員さんはこの美術館のあることも教えてくれなくてはいけないよね。薦めるというより、興味があればというスタンスで・・・ ・・・」
ツアーの名の“びっくり”はお値打ちの意味らしいが、思わぬところでびっくりに出会った。しかし、それとは別に、地図からは読み取れなかった、ささやかな驚きにも似た旅の印象を私は持ち帰った。
〈能登は山国、たい焼きのしっぽまで餡が入っているみたいに山また山〉
バスの車窓にいくつも開けては流れた海岸線の砂浜や断崖の妙も、この平和で懐かしげな山々あればこそと思った。

愛知県 渡辺様

【事務局評】
能登半島をたい焼きに例えるとは面白いですね! 
“イナチュウ美術館”は「何故ここに!?」と思わされますよね。
是非また“びっくり”を求めに能登へ遊びにきて下さい

2012年08月01日

ぶらり能登半島ドライブ

前回の旅が忘れられず、再び能登の大地に降り立ちました!

友人を誘っての能登半島ドライブ。
今回は宿泊地を輪島に設定し、1泊2日の強行スケジュールで楽しんできました。
(羽田→能登の所要時間は1時間とやっぱり近い!)
2ヶ月ぶりに降り立った能登空港は、
前回の雪景色と打って変わって緑が広がっていて、
これはこれでまた良い感じ!やっぱり空気が美味しいです。
空港に流れる演歌テイストなテーマソング?に思わずニヤリ。
「さて、まずは腹ごしらえ」と空港で手に入れた能登マップを手に車を走らせますが、
迷っている内に最初の目的地に到着してしまいました(笑)
(岩場を歩いて見附島のふもとを目指すが途中で断念)
車を停めて公園を歩いて5分!
ガイドマップなどでよく目にしていた軍艦が目の前に出現!
やっぱり本物の迫力は違いました。。
感動そのままに、近くの恋路海岸にも足を運ぶ。
(恋路海岸に咲く一輪の花・・・あ、奥にも結構生えてました)
そろそろお腹が限界!!ということで、能登丼マップを手に食事処へ向かうも、
ここでちょっとしたハプニングが立て続けに襲いかかる・・・。
到着した”ラブロ恋路”では、ランチタイム終了で別のお店を探すことに。
更には、次に設定したお店もカーナビが上手く作動せず、
”レストラン浜中”到着まで小一時間迷う。
なんだかんだありましたが、ちょっとしたハプニングも旅の良い思い出です(笑)
(空腹という名の調味料も相まって、最高に美味しかった!)
お腹も満たされ次々と見所をまわる!!!
(ゴジラがあんな所に!いや、大きさ的には小ジラか!!)



(能登の塩、大切に味わって食べたいと思います)
(垂水の滝。海に直接流れ込む滝は初めて見ました)
(窓岩を反対側から見ると穴が見えなくなる不思議。)
(世界農業遺産の絶景!何故あえて斜面に田を作ったのか・・・)

日付変わって宿泊地の輪島で朝市に!
(平日だったこともあり、のんびりしていました)
(塩で甘さが引き立つ”しおサイダー”)


(2つの滝が合わさる男滝女滝。こんな所に!)
(神々しい!自然光で幻想的にライトアップされた元祖アテの木)
最後は、琴ヶ浜へ。
能登の海とはここでお別れ。
(鳴き砂が別れを惜しんでいるようです)
・・・とそんな訳で、

充実感一杯の、アッという間の1泊2日でしたが、
様々な見所が能登半島にぎっしり詰まっていて本当に満足感、お得感満載の旅でした!!
付き合ってくれた友人ともより深い親交が築くことができたのも、能登の空気のおかげなのだと思っています。
能登は季節によって各所でイベントやお祭りが行われているようです。
次回はそれを目当てに来るのも楽しそう♪
うん、やっぱり能登は良い所だなぁ^^

愛知県 渡辺様

【事務局評】
その通り! 能登は季節によって各所でイベントやお祭りが行われています。
今はキリコ祭りですね♪すごい熱気です!是非見に来てくださいね

2012年08月01日

魅惑の能登半島一周の旅

2011年8月に、主人と能登半島ぐるり一周の旅を楽しんだ。

初日。
金沢からレンタカーで海岸線を楽しみながら、妙成寺、大迫力の巌門へ。
宿泊先の輪島に到着したのは17時。夕暮れの街中を散策した。
居酒屋では、店主と常連客が輪島の未来について言い争いをしていた。
地元愛ゆえの激論がいつまでも続く。
観光客の私達に気付いた店主が、恥ずかしそうに、赤いかのお刺身をそっとサービスしてくれた。
照れた店主の笑顔が忘れられない。

2日目。
メインのひとつでもあった輪島の朝市を堪能。
おばちゃんたちの威勢のいい声と、とにかく美味しそうな食材たち。
通りの隙間から見える青い海が印象的。いつまでもいたかった。
その後、海と緑のコントラストが美しい白米千枚田に感動し、珠洲市へ到着。
塩サイダーと塩アイスは想像以上に美味しかった。
禄剛崎灯台では世界制覇をしたような気分になり、「今、能登半島の先端にいるよ!」と思いつく人々にメールをしまくった。
見附島で唯一のツーショット写真を撮り、穴水へ。
長いドライブを終えて、七尾のホテルに到着。ぐっすり眠った。

3日目。
能登食祭市場でお店のおばちゃんとのやり取りを楽しみつつ、大量の魚介類を購入。
能登島を一周した後、ずっと行きたくて恋焦がれていた総持寺へ。
荘厳な佇まいに圧倒される。御主印をいただいて大喜びした。
ヤセの断崖、義経の舟隠しは、自然の作り出した絶景に感心しつつも、ミステリー好きな私達夫婦としては、ドラマのクライマックスシーンを見ている気がしてワクワクした。
最後は、夕日が美しい千里浜なぎさドライブウェイを走って金沢へ。
キラキラ光る海を見ながら、能登半島を一周出来た達成感と、離れる寂しさを感じていた。

あれから1年。
常に能登半島を忘れられない・・・というか、行きたくてウズウズしている自分たちがいる。
ゆったりした「能登時間」が心地よく、初めて行ったはずなのにたまらなく郷愁を覚えるのは、私のルーツが石川県にあるからか。
実は今年のお盆も、能登半島へ行く予定にしている。当面、ハマり続けそうだ。

埼玉県 ペンネーム:smileswan様

【事務局評】
今年も能登へ来ていただけるとのことでありがとうございます! 
1年ぶりの能登、今回は何が待っていますかね★

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