旅行記一覧

「私の能登物語 My Story in 能登」あなただけのとっておきの能登ストーリー。ご応募いただいた皆様の旅行記をご紹介しています。

2013年の旅行記

2013年05月01日

「やさしい時間の能登、酒蔵」

2011年夏、友人と能登を巡りました。
海岸線のドライブ、千枚田の絶景、塩田で食べた塩アンパンなどどれも印象深く残っています。
なかでも、酒蔵巡りがとても良い思い出です。
輪島の清水酒造では、大阪から来たご夫婦と一緒になり、ご主人と意気投合?し、これもおいしい、 あれもおいしいとたくさん試飲させていただき、お気に入りの一本を見つけました。
蔵の方からも、「本当においしそうに飲むね」と笑いながら、これもいいですよ、といろいろ勧めて いただきました。運転手の私の友人と大阪のご夫妻の奥様が「私たちは飲めないのに・・・」と そちらはそちらで意気投合?していたり(ごめんなさい、ありがとう)。

数馬酒造でも、すてきなお酒に巡り合いました。気になったお酒が試飲のところになかったのですが、
「試飲できませんか」と尋ねると、「あぁ、試飲用がなくなっちゃっていますね、いいですよ、開けましょう」
と開けてくださり(!)、楽しませていただきました。

蔵の方、同じ旅行者の方との出会いが素敵な能登の酒蔵でした。
本当に能登にはやさしい時間が流れているように感じます。

次回は、蔵開きの季節に訪れたいです。

東京都   萩 様

【事務局評】
やさしい時間の流れを感じる事の出来る素敵な旅行記ありがとうございます。
今度は、蔵開きの季節に 、ぜひ能登へいらしてくださいね

2013年02月21日

今も記憶に残る能登半島旅行

平成19(2007)年5月の大型連休真っ直中、のと鉄道和倉温泉駅に降り立つ。
旅立つ約1ヶ月前の3月末、最大震度6強の大地震が北陸地方を襲い、能登半島は多大な被害を受けた。
今回の旅は、震災前から計画しており、行こうか行くまいか迷ったが、自治体等による復興作業が行われていることを知り、風評被害に踊らされずに、むしろ地元に少しでも貢献出来ればと思い、予定通り旅立つことにした。

レンタカーを借りていざ出発!
荒々しい岸壁風景を有す能登金剛や世界一長いベンチがある道の駅とぎ海街道、鳴き砂の琴ヶ浜などに立ち寄りつつ、輪島市門前町へ。


ここは能登地震のもっとも被害が大きかったところで、青いシートがかぶせられた家屋が点在しており、地震の被害の大きさに言葉を失う。


さらに車を走らせ、輪島市中心部へ。
すでにお昼を過ぎており、まずはお腹を満たすべく食事を取ろうとしたのだが、どのお店も営業時間が終了しており昼食難民と化す。
歩き疲れた頃に偶然見つけたお店に入り、「まだやっていますか?」と期待せずに聞くと、「はいどうぞー」やったー!というわけで、ようやく食事にありつくことが出来た。
しかも、このお店が大正解。安価なのに新鮮なネタがてんこ盛りの上海鮮丼、一度も箸が止まることなく美味しく頂いた。


お腹がふくれたので、輪島の名物・朝市へ。ここにも建物が全壊したお店が点在しており、そのうちの一軒で輪島塗の箸を何膳か購入。ほんの少しだが、足しになれば。


輪島を後に、海沿いの道をゆく。崖崩れにより一部片側通行になっていたが、急ピッチで行われている復旧作業にエールをおくりつつ、道の駅千枚田ポケットパークに到着。ここは日本の棚田百選に選定されている白米の千枚田があり、人と自然が作り上げた1,004枚の大小さまざまな棚田風景に大いに魅了された。


ここで地元の海女さんが獲ってきたという新鮮な海産物をお土産に購入し、また必ず来るぞと誓いつつ、後ろ髪惹かれつつ車に乗り込んだ。

神奈川県  ペンネーム たか様

【事務局評】
懐かしの旅行記ありがとうございます。是非また能登へいらしてくださいね

PageTop