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「能登を彩るサクラさくら」




 こんにちは。管理人Hです。日に日に春の気配が感じられる今日このごろ。春の訪れが待ち遠しいですね (o^O^o)
 さて、春といえばやっぱり桜!各地で桜の便りが聞かれるのももうすぐでしょうか?能登でもたくさんの桜が半島を彩ります。
 今回は、そんな能登の知られざる桜の名所をご紹介したいと思いますε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
 
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桜のトンネル!くぐってみたい(゜∀゜≡゜∀゜)


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海に届きそうな満開の桜!



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羽根海岸の鳥居と桜です♪♪(●^∀^●)♪♪



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これが古墳の上に咲く桜!



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能登らしい風景に心が和みます(^-^)


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気高い氣多の白菊桜


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こぼれ落ちそうな飯川の鵯桜(((o(*゜▽゜*)o)))


【桜の名所“能登さくら駅”】
 能登の桜は4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。能登には何百本、何千本と桜が植えられている、いわゆる“桜の名所”はないのですが、能登の里山里海を背景に凛と咲く姿は多くの人を惹きつけます。

 中でも有名なのが、「能登さくら駅」とも呼ばれるのと鉄道「能登鹿島駅」です。駅のホーム沿いにソメイヨシノが植えられていて、春になると線路を覆うように桜が咲き乱れます。
 その光景はまるで「桜のトンネル」!
 電車が入ってくると、「待ってました!」と言わんばかりに、多くの方がカメラを向けます。鉄道ファンや写真愛好家はもちろん、誰もがカメラに収めたくなる絵に描いたような美しい光景が見られますよ。開花時期には駅前で「さくら祭り」が開催され、美味しいお団子のほか、焼きガキまで売られているんです!桜を見ながらカキが食べられるなんて、能登だからこそ♪いつも以上に美味しいはずです( ●≧艸≦)
 また、のと鉄道では夜桜列車の運行も予定されています。夜桜列車の運行については、ホームページを要チェックです!


【桜と海のコラボレーション】
 能登といえば海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?能登は日本海側の外浦と、七尾湾側の内浦という2つの海に囲まれています。海と桜のコラボが見られるのもそんな能登ならでは。桜の優しいピンク色と、春の穏やかな青い海が織りなす光景は、見ているだけで心が和みます(^-^)/

 珠洲市の谷崎(たんざき)という地区では、海にせり出すように咲いた桜を見ることができます。こちらは国道249号にあり、桜の木の間から見附島を望むことができます。見附島のそばにある見附海岸の公園も桜の名所です。能登を代表する景観の見附島。桜の季節は言うまでもなくオススメですよ。

 能登町の羽根海岸では、鳥居と桜のコラボが!鳥居は八幡神社のもので、道路を挟むように社殿と鳥居が配置されています。ここでは2本の桜が美しい花を咲かせます。羽根海岸の名前は、砂浜に天女の羽衣が流れ着いたという伝説に由来します。そんな伝説に思いを馳せながら桜を眺めると、ひらひら舞い落ちる花びらがまるで羽衣のように見えてきます。


【桜×○○○!?】
 能登には、こんな所にも桜が咲くの?というスポットがあります。まずは、桜×古墳。能登半島の真ん中にある中能登町には、5世紀半ば頃に築かれたとされる「がらぼ山古墳(がらぼう山古墳)」があり、前方後円墳の可能性を指摘されているその古墳の上には、立派な桜の木がたたずんでいます。古墳と桜の組み合わせって珍しいですよね。どうやって根付き、いつから咲いているのかなぁなんて考えながら見ているとわくわくしてきます((o(>▽<)o))

 次にご紹介するのは桜×黒瓦。輪島市の黒島地区は、北前船の寄港地として栄えた天領地で、黒瓦の美しい町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。春になると、つやつや輝く黒瓦に桜が映え、町並みは一段と輝いて見えます。

 そして桜×漁港。能登は漁業が盛んな土地でもあります。イカ漁が盛んな能登町小木港では高台に桜が植えられ、写真のような景色が見られます。
 能登には日本の原風景が残っていると言われていますが、桜が加わると、ますますそんな風に思えてきます。決して派手さはないけれど、素朴で心癒される風景が広がっているんです(*^^*)


【5月も楽しめます!可憐な菊桜たち】
 4月は忙しくてお花見に行けなかったなぁ、なんて方も大丈夫!能登では4月下旬から5月上旬にかけて菊桜が見頃を迎えます。菊桜とは花びらが100枚以上もある、名前のとおり菊のような桜。ここでは5カ所の菊桜を開花順にご紹介します。

 まずは、「氣多の白菊桜(ケタノシロギクザクラ)」。能登の一の宮として、また縁結びの神社としても有名な羽咋市の氣多大社には、真っ白な花を咲かせる珍しい菊桜が!!
 輪島市門前町にある阿岸本誓寺は、立派な茅葺き屋根を持つ奥能登最古の真宗寺院で、門扉に徳川家の“葵の御紋”と二条家の“二条藤”が施された格式高いお寺です。境内では、ひとつの花に130もの花弁をつける「阿岸小菊桜(アギシコギクザクラ)」を見ることができます。
 穴水町の古刹・来迎寺の境内にある「来迎寺菊桜(ライゴウジキクザクラ)」では樹齢600年の見事な菊桜が見られ、宝達志水町の善正寺では樹齢500年、幹回り4.2mの巨木「善正寺菊桜(ゼンショウジキクザクラ)」が丸い玉のような花をつけます。そして七尾市飯川町では、一時は絶滅したと考えられていたヒヨドリ桜の「飯川の鵯桜(イガワノヒヨドリザクラ)」が羽毛のような花を咲かせます!。これらはすべて石川県の天然記念物。これからも大事に守り続けていきたいですね(^_-)

【春はぜひ能登へ!】
 今回は能登の桜をご紹介しましたが、春になると他にもたくさんの花が半島を彩ります。3月中旬から4月上旬にかけ、輪島市門前町の猿山岬では雪解けを待っていたかのように雪割草が一面に咲き誇ります。4月下旬から5月中旬には、深紅ののとキリシマツツジが見頃を迎えます。穴水以北の奥能登エリアでは、約50軒の民家が大切に育てたのとキリシマツツジを公開する「オープンガーデン」が催されます。そして、梅雨の6月には、“あじさい寺”と呼ばれる平等寺であじさいが咲きそろいます。

 また、能登をドライブしていると、一面の菜の花畑や、道端に咲くすみれなど、あちこちでいろんな花を見つけることが出来ます。そんな花々を見ていると、何だか気持ちがほっとします(*^―^*)
 春はぜひ、能登の花めぐりで心癒される旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。美しく咲いた能登の花々が、皆さんを優しく出迎えてくれますよ(^^)/
 
 




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