
この土台に、ひも状の粘土を積み重ねていきます

作業開始から1時間ほどで、こんな形になりました。まだ、ずんぐりしています

丁寧に作業したら、こんなにきれいになり、山中さんに「初めてにしては上等や」と褒めていただけました!

指導してくださる山中梅峰さん。84歳とは思えないほどお元気な方です
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能登町に「のと縄文焼」というオリジナルの土器を制作する工房があると聞きつけて、さっそく一日体験の取材におじゃましてきました! 「のと縄文焼」は、能登町自慢の縄文時代の真脇遺跡にちなんで生まれたもので、素朴な土器の味わいを生かした焼き物です。体験では好きなものを作っていいとのことなので、湯飲みやペンたてなど、何にでも使えるフリーカップ作りに挑戦しました。 まず最初に、円柱状の粘土の固まりから、糸を使って土台部分を8ミリほどの厚さに切り出します。粘土は山中さんが独自に配合したもので、思った以上に硬く、糸をしっかりと持っていないとツルッと滑ってしまい、うまく切れません。先生である山中梅峰さんが横で実践しながら説明してくださるものの、のっけから前途多難な雲行き…
/(-_-;) 切り出した土台をちょうどいい大きさに切り、その上にひも状に伸ばした粘土を次々と重ねていきます。机で転がしながら直径約2センチのひも状に整えていくのですが、早くしないと手の熱が粘土に伝わって乾燥し、ひび割れができてしまいます。頭では分かっていても、短時間で均一なひも状にするのは本当に難しい!
(@_@)「数年修業した人でもなかなか大変な作業なんですよ」と山中さんからは助け舟が。 僕のような素人でも、慣れると5分ほどで粘土はきれいなひも状に。でも、持ち上げた途端にボロボロとひび割れが入り、見るも無残な姿に… (ToT) そして、ひも状の粘土を重ねただけでは駄目。ドーナツを積んだように凸凹になった側面を、外と内から指で薄く滑らかにしていきます。簡単そうですが、約2時間もかかって、ようやくカップの形になってきました! ちなみに、このとき、縄や丸竹の半節(はんせつ)などを使って表面に好きな紋様をつけることができます。僕のフリーカップは並べてある商品より少し分厚くなってしまったものの、弟子の方から「初心者にしては上出来!」と褒めていただきました!
\(^O^)/ この後は焼く工程ですが、十分に乾燥させる必要があるため、世界でただひとつの自分だけの作品が完成するのは約1カ月後とのこと。焼成は、1000℃近くの高熱で素焼きして表面に赤みを出し、さらにもう一度、もみ殻で野焼きをしてより頑丈になり、独特の深い黒を加え、強度を増します。う〜ん、到着が今から待ち遠しい! 工房に隣接した直売所では、照明やペンダント、線香たて、ビールジョッキ、ちょこなども売っていて、お土産にもってこい。もちろん、日本で唯一、のと縄文焼が制作できるこの工房での手作りは、旅の一番の思い出になりますよ。 のと縄文工房
[住 所] 鳳珠郡能登町字鵜川22-28
[電 話] 0768-67-1227
[営業時間]8:00〜17:00
[定休日] 日曜
[料 金] 体験料金 2000円(送料込、体験所要時間は約3時間ほど)
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