※8月のダイヤはこちらをご覧ください。
 
 

のとホットライン会員のみなさまに、 もっともっと能登の魅力をお届けしたい!…そこで、「のとホットライン」は7月20日オープンの能登観光ポータルサイト 「のとねっと」と合体します。
http://www.notohantou.net/ を開くと、 観光情報、イベント情報、ドライブコースやグルメ情報満載のページが登場。「 のとホットライン」のコーナーには、能登空港のトピックスや、ますますパワーアップした「体当たりレポート」とともに、 会員限定のお得な情報もお届けする予定です。
海よし山よし祭りよしの夏の能登をたっぷり楽しんでくださいね。

 



 

 
 


海水を多く含んだかん砂を塩田の中心にある沼井(ぬい)に集める作業。かなり腰に力を入れないと集められません


鹹水を作る為に、沼井にかん砂をすくうようにして入れます。塩分を多く含む砂は思ったよりも重たい!


海水を直接、荒塩桶に汲み上げる作業。1回で汲み上げられる量は72リットル。1日で海岸と塩田を35往復。これは半端じゃない回数です


塩田に打桶で霧状に弧を描くように海水をまきますが、なかなか霧状にならなくて悪戦苦闘。いくつも水たまりができています



石川県で初めて「塩づくりの匠」に認定された登谷さん

 

 

今回は、今も500年前と同じ揚げ浜式の方法で塩がつくられている『奥能登塩田村』で、 100%天然の塩づくりに挑戦してきました。

能登空港から車で輪島の街を通りぬけ、海岸に沿った道を走ること約40分。能登半島のほぼ突端に『奥能登塩田村』 はあります。着くなりすぐに着替えて、塩田へ。 そこには石川県の「塩づくりの匠」に認定されている登谷良一さんの笑顔が待っていました。
真っ黒に日焼けした登谷さんからの
「かなり重労働ですけど、大丈夫ですか?」
のひと言に、
「大丈夫です!任せてください!」と答える私。
体力には少々、自信があったはずなのに、後で後悔することになろうとは…!

さて、裸足で塩田に足を踏み入れた瞬間、きめ細かな砂の感触に驚かされました。 まずは海水のついた砂をかき集める作業からです。その砂を今度は、すくうようにして箱の中に入れ、 上にムシロを敷き、前日浸出した海水をかけていきます。 こうすることで塩分3%の海水を15%まで濃縮した鹹水(かんすい)が出来上がります。 とにかくかなりしょっぱいの一語。
この鹹水を室温62度に保った釜屋に移し、深さ20cmの釜に入れます。ここで約6時間の荒だきの後、 ゴミや不純物を取り除き、また釜に入れます。水分を蒸発させるため、今度は約12時間もたきこみます。 体験で釜屋に入ってわずか1時間ですが、体中の汗という汗が噴出したような熱さ。
鹹水をたく時は、釜屋の向かいの小屋に寝泊まりして火加減をする登谷さん。真っ白な塩となるまで、 延べ20時間もまきをたくという作業に途方もない苦労がしのばれました。さらに、たき終わった後に3日間、 苦汁(にがり)を取るケースに置いておかなければならないそうで、 根気と体力のいる作業には脱帽の連続です。

実は私が手伝った作業は塩づくりの一部で、本当ならば早朝5時から海水を桶で汲み上げ、 塩田の中心にある大きな桶に集めるところから始まります。 試しに海水を汲み上げた桶を棒に通して肩に担いで歩いてみると、結構、体に応えました。 肩で息をつく姿を見て、登谷さんが、
「今は昔と違って、ポンプというとても便利な機械があります…」とニヤリ。
「もっと早く言ってくださいよ…」
と愚痴がついつい飛び出す私。
もっとも塩田へ弧を描くように海水をまく作業は、今もすべて手作業だそうです。 これにも挑戦しましたが、またまたうまくいきません。コツである海水を霧状にまくことができず、 塩田にすぐ水たまりができる始末。
「小学生の方が、うまいなあ〜〜」
と同情する登谷さん。
あ〜〜〜、厳しい一言。


こうしてひと通り体験し、わずか1日で音を上げた天然塩づくりを登谷さんは毎年4月から9月までの間、 ほぼ毎日夜中の12時に釜に火を入れ、夜通し火の番をして早朝5時から塩田に海水をまく生活をしています。 この期間の平均睡眠時間はなんと2時間!作業が休みとなる雨の日が待ち遠しいだろうなぁとつくづく思いました。

『奥能登塩田村』でつくられる塩は年間約6トン。その裏には、 とても考えられないような労力と汗があることを初めて知りました。 これまで何気なく口にしていた『塩』に、深い愛着を持ったことをお知らせして体験レポートを締めくくります。

登谷さん、素晴らしい体験ありがとうございました。


奥能登塩田村
[問合せ先] 奥能登塩田村
[住  所] 珠洲市清水町1-58-1
[電  話] 0768-87-2040
[FAX ] 0768-87-2032
[開館時間] 9:00〜17:00 
   ●体験学習は13:00〜16:00
[休館日 ] 年中無休
   ●体験学習は5月1日〜9月30日
[入館料 ] 大人300円、小・中学生150円
● 体験学習/1人300円(要予約)
   

 

問題 釜屋の温度は●度に保っておく。
   (●の中に数字を入れてね!


お答えと、お名前、住所、電話番号をご記入になりこちらまで。 正解者の中から5名様に、奥能登揚げ浜式製塩をプレゼントいたします。 応募締切は7月31日(日)。当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。


 
■7月20日〜8月15日の主要イベント情報
イベント 内容 開催日時 開催場所 問合せ先
飯田燈篭山祭り 8基の山車と独特なリズムがとてもユニークな祭礼。 7月20〜21日 珠洲市 珠洲市商工観光課
0768-82-2222(代)
和倉温泉ヨットレース

七尾湾で行われる白熱したヨットレース。ヨット試乗会も実施される。

7月24日 七尾市 和倉温泉観光協会
0767-62-1555
恋路火祭り 悲恋伝説の2人の魂を慰める祭で、幻想的にたいまつが灯り、勇壮なキリコが舞う。 7月27日 能登町 能登町商工観光課
0768-62-1000 (代)
能登島向田の火祭り たくさんのキリコが大松明の周りを演舞し、点火する。 7月30日 七尾市 七尾市能登島観光対策室
0767-84-1111
モントレージャズフェスティバル in 能登 2005 毎年開かれるジャズフェスティバル。本年は世界的に有名なサックスプレーヤー、渡辺貞夫が出演。 7月30日 七尾市

モントレージャズフェスティバル イン 能登 実行委員会
0767-54-8820

石崎奉燈祭

巨大奉燈6基が海の男約100人によって担がれる。 8月6日 七尾市 七尾市産業部観光課
0767-53-1111(代)

(お詫び)6月15日号のイベント情報で、「能登島ロードレース」の開催日が7月1日とありましたが、7月3日の誤りでした。お詫び申し上げます。

 

=Back Number =
2004/4/15 2004/5/15 2004/6/15 
2004/7/15 2004/8/15 2004/9/15 
2004/10/15 2004/11/15 2004/12/15 
2005/1/15 2005/2/15 2005/3/15
2005/4/15 2005/5/15  2005/6/15
発行・編集 能登空港利用促進協議会 notowing@pref.ishikawa.jp
登録 http://www.notohantou.net/mmag/
解除 http://www.notohantou.net/mmag/unregist.html