こんにちは。管理人Bです(^^ゞ 今回の「のとホットライン」(特集)は、北陸の冬の味覚の王者「カニ」! 一般的にカニというと、北海道の毛ガニを思い起こす方も多いはず。じゃあ、「能登のカニってどんなカニ?」というと、能登で水揚げされる主なカニはズワイガニなんです。
このズワイガニは産地によって呼び名が変わり、鳥取県では「松葉ガニ」、福井県では「越前ガニ」、ここ石川県では「加能(かのう)ガニ」と呼びます。名前が変わっても、どれも同じズワイガニというわけ。
呼び名が違うのは、ズワイガニがとっても美味しいので独自にブランド化して、地域ごとにPRしてきたからなんですよ。覚えておくと、友達に少しだけ自慢できちゃうかも(*^^)v
[冬の間だけ楽しめるホンモノの味]
ズワイガニは資源保護のため漁期が定められていて、富山県以西ではオスのカニが11月6日〜3月20日、メスが11月6日〜1月10日となっています。冷凍技術が発達した現在は一年中カニを食べることもできますが、旬の時期に冷凍ではない“地物”を食べるのは至福の喜びです(*^_^*)
とれたての味わいこそ、やはりホンモノの味と呼べるのではないでしょうか?
そういうわけでカニ漁解禁の初日、ホンモノの味を確かめようと管理人Bは能登半島屈指の漁港、輪島港を訪れたのでした。今回、同行してもらったのは、輪島工房長屋で働くNさん。ふだんは輪島塗の体験コーナーで輪島塗のレクチャーをしています。ヨロシクね!
[ぞくぞくとカニが水揚げ]
漁が解禁する前日の11月5日の夜遅く、日付が6日に変わる午前0時の合図とともに45隻のカニ底引き漁の漁船が一斉に漁場へと向かいます。そして夕方までに漁を終え、2時間ほどの沖合からぞくぞくと港に戻ってくるのです。
輪島港の荷揚げ場を訪れると、すでにそこいら中がカニ、カニ、カニのカニだらけ(^O^) 船からカニを水揚げする人、そのカニを運ぶ人、運んだカニを選別して箱詰めする人。たくさんの人が大忙しのフル回転。管理人Bは妨げにならないようインタビューをしたり写真を撮ったりしますが、どこにいても邪魔になるのを感じるくらい現場は慌ただしさでいっぱいです。
たくさんのカニを詰めた発泡スチロールの箱が、荷さばき場にわんさと積まれている光景は壮観(゜o゜)で、水揚げされたカニたちは、まだ泡をブクブク吹いたり手を動かしたりしています。ここで地物の証である水色のタグを足に巻かれ、出荷されていくのです。
[浜ゆでのカニをいただき!]
「日本一カニを早く食べる会」。それは解禁日に水揚したばかりのカニを浜ゆでして、格安料金でいただいちゃうという輪島で毎年こっそり開かれる催し。「日本一早く・・・」の名称は、輪島港は漁場まで比較的近いから、たぶん日本一早いんじゃないか?と独断でつけたそうです。
実は、この会はとってもワイルド。場所は漁船が係留されている港。そこにテントを張って、パイプいすとテーブルを並べ、大釜でゆでたカニを振る舞うという内容。真っ赤にゆで上がったカニを素手でバリバリむいていただくんです。ある意味とっても贅沢〜♪
管理人BとNさんは旬の味を確かめるべくこの会に突撃! まずは席につき、目の前に大きなカニをたくさん並べて記念撮影(*^^)v 管理人たち二人のテンションは一気に上がってしまい、Nさんはカニのかぶり物までかぶってハイポーズ! カニが目の前にあるだけで興奮してしまうのはなぜなのでしょうか?
ひとしきり写真撮影を楽しんだ後は、しっかりと旬の味を堪能。足をバキバキ折って、殻をむいて身を出していっただーきまーす! 「ん〜、あま〜〜い!」「ワッハッハッハッ!」、あまりの美味しさと幸せ感に笑いが飛び出す二人なのでした。この後はご多分に漏れず無言まま余すところなく、夢中でカニをむさぼりました。
[通(つぅ)は「香箱ガニ」をいただく]
この「のとホットライン」に目を通すあなたは、きっと能登が大好きなはず。そんなあなたのために、通(つぅ)の情報をお教えしましょう。あの大きな「加能ガニ」の美味しさは皆さんもご存じの通り、今さら説明する必要もないと思います。しかし、地元の味を知る石川県の人は大きなオスの「加能ガニ」には目もくれず、小さなメスの「香箱ガニ」を食べるんです。
「こんな小さなカニ、食べるところないじゃん」と思った方、「Oh!、ノー!!」って感じです。オスと違って、「香箱ガニ」の美味しさの秘密は足ではなく胴体にあるのだ!! 「香箱ガニ」のお腹を見ると、オレンジ色の卵をたくさん抱えているのが分かります。外子(そとこ)と呼ばれるこの卵を、まず「がぶり!」。もしくは、これをほぐして味噌汁に入れるのが地元流。
次に、殻を外すと見えてくるのがカニみそ。特にカニのお口周辺にあるミソの甘さといったらもう格別!このみそをお箸でかき出して、そのままいただくもよし、あったかいご飯に乗せるもよし。酢醤油を少し垂らしていただくのもお勧めです。
カニみそを堪能したら、両足を持ったまま胴体を二つにバキッ! そして、そのままかぶりついて残った肉をチュウチュウ吸っちゃう、カミカミして吸っちゃう。そうすると、細い足に詰まったこれまた甘いお肉もスポンッとお口の中に入ってくるのです。
美味しそうでしょ?「香箱ガニ」。大きなオスの「加能ガニ」は時価で1パイ数千円〜1万円以上しますが、小さな「香箱ガニ」は地元のスーパーでなんと1パイ数百円で販売されているんですよ。ただし、漁期は1月10日までと約2ヵ月ほどしか食べられませんし、県外にはほとんど流通しません。石川県の人がうらやましくなったでしょ? この美味を味わいたい方は、冬の能登へ来るべし!
[地物のカニをいただく方法]
今度は観光で県外から来た方が、能登で地物の美味を堪能できる方法を紹介します。ぜひ、管理人たちと同じ感激を味わってくださいませ!
1.宿でいただく
冬の間、能登の旅館ではカニ料理が出されることが多いのですが、ここで注意。特に大きな旅館では量を安定的に確保するため、どうしても冷凍ものを使うことがあります。また、地物のカニは常に時価なので値段が張ります。さらに、海がしけて漁に出られないときは、カニを確保できないこともあります。地物の新鮮なカニを宿でいただきたいときは、予約時に確認をするか、特別注文をしましょう。当日、カニが手配できなかったら潔く諦めるしかありません。美味しいカニにたどりつくには、それなりに苦労するのです。
2.飲食店等でいただく
ホンモノの美味を味わっていただくため、地物のカニを出す飲食店等を集めたフェアが珠洲市と輪島市で開催されます。予約制のところが多いのでご注意を。
・「冬物語 珠洲まるカニり会席」
蛸島港で水揚げされたカニを珠洲市内15施設でいただけます
(2009年11月7日〜2010年2月末日、12月31日〜1月5日除く)
・「輪島カニ王国」
輪島港で水揚げされたカニを輪島市内19施設でいただけます
(2009年11月10日〜2010年2月28日)
3.タダでもらえちゃう
冬の間、羽田→能登の飛行機に乗るだけで、毎便2名様に「加能ガニ」が当たってしまうという「能登空港冬季キャンペーン 冬こそ能登へ」が実施されます。166人乗りの飛行機なので、満席でも83人に1人という高確率。すいている便の方が当たる確率が大きいので、その確率が一目で分かる「カニダス」も公開中(キャンペーン中のみ)です。当選したカニは、後日、自宅へ届くので能登の思い出と一緒に楽しめます。
4.お取り寄せ
旬の味はその土地に行って味わうのが一番美味しい。でも、「どうしても能登へ行けないんですー」という方にはお取り寄せがあります。いろいろある通販サイトのなかで、今回取材に協力してくれた「石川県漁業協同組合輪島支所」をご紹介。ここにはカニなどの水産物を直接注文できるサービスがあります。詳しくは、こちらをクリック!
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