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乗ってみたらこんな感じでした!奥能登をめぐる定期観光バスの旅





 皆様こんにちは。管理人Mです。
 能登はすっかり冬となり、ブリ、カニ、牡蠣など
 美味しい冬の味覚が味わえるシーズン到来です。
 
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バスは穏やかな内浦沿いを走ります

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朝市のえがらまんじゅうのお店

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輪島塗会館


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大きなキリコがずらり


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世界農業遺産「千枚田」


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この形から別名「軍艦島」


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楽しいバスの旅をありがとうございました!


 最近の首都圏で開催されるイベントでは「まれにも出てたし、1回能登に行ってみたいんだよね〜」という声が多数聞こえてきます。なんてありがたい!
 ですが、能登は自力で回るにはちょっと大変そう・・・、北陸って雪もあるみたいだし、雪道の運転もチョット自信がない・・・。そういう方には北陸鉄道バスの定期観光バスがオススメです。ということで今回は管理人Oとともに定期観光バスに乗ってみました。

 管理人コンビは、4種類ある定期観光バスのうち、和倉温泉を出発し、輪島朝市、千枚田、珠洲見附島等を巡り、のと里山空港を経由し和倉温泉に戻ってくるコースの「おくのと号」に乗車します。

【和倉温泉〜能登島〜穴水町】
 海の温泉、和倉温泉。 今日はここから出発です。車内からは素敵なBGMとともに観光案内のアナウンスが流れてきました。どうやらテープ(?)の観光案内アナウンスと、フォローするように運転手さんの案内も入るようです。地元の方ならではの話が聞けるかも!とドキドキしながらのスタートです!バスは能登島を経由していくようで、管理人Mを含め乗客のみなさんは車窓から見える素敵な海の景色にうっとり。

 バスは能登島を過ぎると、穴水町の海沿いを走ります。「一昨日と昨日にはこの辺でイルカが見えたんですがね〜」と運転手さん。「な、な、なんと!これは見逃せない!」と窓にぴったり張り付き、目を凝らして海を探しましたが、この日は残念ながらイルカは見つけることはできませんでした。

【輪島市〜朝市、輪島塗会館、キリコ会館〜】
 穏やかな内浦の海景を横目に、バスは輪島市へと進んでいきます。到着したのは輪島の中心部にある「輪島塗会館」。ここにバスをとめてすぐ近くにある輪島朝市を散策し、その後、輪島塗会館を見学するようです。
 さっそく朝市散策を開始すると、美味しそうな海産物がたくさん並んでいました。小腹がすいた管理人コンビは海産物に引かれながらも、あえて和菓子を食してみることに。
 いただいたのは「饅頭処つかもと」さんの「えがらまんじゅう」。店内でお茶もいただけます。えがらまんじゅうは店先の屋台で蒸しているので、蒸したてほくほくのあったかまんじゅう!とってもおいしくいただきました。

 さて、朝市散策を終え、輪島塗会館にやってきました。新しい建物の中には素敵な商品が並んでいます。その中で管理人Mの目にとまったのが緑色のカップ。こんな輪島塗見たことない!
お店の人に尋ねると、輪島塗といえば赤と黒が主流ですが、最近ではいろんな色の商品も出しているそうです。特に、女性に人気があるそうです。
 見るだけでも楽しめますが、輪島塗は何十年も使い続けることができるので、日用品として1つ購入してみるのも良さそうです。

 次に向かったのは今年リニューアルオープンしたばかりの輪島キリコ会館です。建物の中には巨大なキリコがずらり。こちらのキリコは現在も祭りの時期になれば担がれる現役のものです。
 輪島大祭の日になると展示されているキリコの多くが実際に担がれるので、その日のキリコ会館はちょっと寂しい感じになるそうです。来年の夏は、日本遺産に認定された能登の祭り見物に出かけ、躍動するキリコを見てみるのもいいですね。

【輪島市〜千枚田、南惣美術館〜】
 次なる目的地は、能登の里山里海を代表する千枚田です。能登の里山里海が世界農業遺産に登録されてからは、千枚田はとても有名な観光スポットになり、この日も多くの人でにぎわっていました。今回は日中の見学なので見ることはできませんが、日没後は、大規模なイルミネーションイベント「あぜのきらめき」が開催されています。

 次に向かったのは南惣美術館。 実は管理人Mも行くのは初めてです。美術館の前で女性職員の方がバスを出迎えてくれました。南惣家は鎌倉期以前より続く名家で、歴代の当主が日本、中国、朝鮮から絵画や書などを収集してきました。ここではそんな美術品約200点を見ることができます。美術品を見終わった後は職員の方が母屋でお茶を出してくれました。お話を伺うとこのお茶は南惣家で作られたお茶の葉を使っているんだそうです。

【珠洲市〜珠洲ビーチホテル、見附島〜】
 さて次はお待ちかねの昼食タイムです。珠洲ビーチホテルでいただきます。運ばれてきた料理は、食材はもちろん能登の地物で、見た目も鮮やか。新鮮な海産物はもちろん、お肉はブランド牛の「能登牛」で、ビックリするほどやわらかい!豆腐は珠洲の大浜大豆から作ったもので、こちらはお塩でいただきます。
能登の食材がぎゅっと詰まった昼食をいただくことができ、大満足です!昼食後はホテルの隣に位置する「珠洲焼資料館」も見学することができます。

 さて昼食を終え、次はこの旅の最終目的地「見附島」に向かいます。別名「軍艦島」と呼ばれる岩島は、高さが28メートルもある奇岩で、能登のシンボルです。周りに高い山などないのに、なぜこんなにも高い岩の島ができたのかはいまだに不明だそうで、なんとも不思議な岩ですね。乗客の皆さんも思い思いの写真を撮って楽しみます。
 珠洲には他にも魅力的な観光スポットがあるので、すず観光ナビネットも要チェックです。

 和倉温泉から出発して能登島、穴水、輪島、珠洲と巡ってきた定期観光バスの旅。帰りはのと里山空港を経由して和倉温泉に戻るため、そのまま飛行機で帰ることもできます。バスの運転手さんともここでお別れです。各地の詳しい案内とともに楽しい旅を提供してくれました。これから能登を訪れる方にも、きっと素敵なひと時になると思います。能登に行ってみようという方は、ぜひ定期観光バスで能登路を楽しんでみてはいかがでしょうか。


能登めぐり4コース
1.わじま号〜輪島朝市と世界農業遺産めぐり〜
2.あさいち号〜能登海岸めぐりと五重塔〜
3.ななお号〜花嫁のれんと縁結びの神〜
4.おくのと号〜輪島朝市と”えんむすびーち”〜 ★今回乗車したコースです。

詳細は下記の北陸鉄道ホームページから見ることができます↓↓
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/oneday_bus



 
 




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