ブックタイトルぶらり能登2018

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概要

のと星山空港から始まる能登人と出会う旅をご案内します。

豪華絢爛な山車9基が町を練り歩く。祭りの華は高さ16mの燈籠山で、曳き手として参加も可能。「キャーラゲ」とよばれる祭り唄が町中に響き、味わい深い。飯田町燈籠山祭り7月20~21日40数本のキリコが大松明の火粉の中を乱舞し、2基の神輿を海や川、炎に投げ込んで暴れる祭り。能登各地のキリコ祭りの中で、最初に開催される。あばれ祭 能登町 7月第1金~土曜珠洲市祭り2日目の早朝、5基のキリコが遠浅で知られる「立戸の浜」に勢ぞろいし、笛の合図とともに1基ずつ海へ。担ぎ手は胸まで海に浸かり、豪快に暴れまわる。沖波大漁祭り 穴水町 8月14~15日中能登有数の漁業基地、西海の夏祭り。かつて出漁で不在だった男性に代わり女性も祭りに参加するようになり、キリコの担ぎ手が女性というのが特徴。西海祭り志賀町 8月14日奉燈とよばれるキリコは高さ15m、重さ2tもあり、担ぐキリコとして能登最大。1基を約100人の男衆で担ぎ、威勢のよいかけ声とともに町を練り歩く。石崎奉燈祭 七尾市 8月第1土曜活気に満ちた“ハレの日”毎年、夏から秋にかけて、能登各地で約200ものキリコ祭りが開催。地域大祭の宵宮に、「キリコ」とよばれる大型の切子灯籠が神輿の先導役として担ぎ出される。平成27年4月にはその豊かなストーリー性が認められ、「灯り舞う半島 能登~熱狂のキリコ祭り~」が文化庁の「日本遺産」に認定された。キリコ祭りキリコとは切子灯籠の略称で、神輿の足元を照らす御神燈。地域によって奉燈(ほうとう)、お明かし(おあかし)とも呼ばれる。輪島塗を施した豪華なものや、畳12畳分もの屋根を持つ巨大なものなど地区ごとに特徴が異なる。宝立七夕キリコまつり四夜にわたり行われる輪島市最大規模のキリコ祭り。市内をめぐる総漆塗りのキリコや海中渡御する神輿は迫力満点。大松明に火がつくと祭りは最高潮を迎える。輪島大祭 輪島市 8月22~25日日本遺産認定31